
開催日
2026年11月17日(火)
時間
15:00~16:00
形式
オンライン(Zoomウェビナー)
参加費
無料
設計変更の影響調査は、AIに任せられるのか
設計変更では、変更する図面や部品だけを確認すればよいわけではありません。変更の起点となった顧客要求、関連する部品やBOM、製造・調達への影響、承認状況、過去の変更履歴などを確認し、関係者が判断できる状態にする必要があります。
AIエージェントには、複数の情報を探し、関連情報を集め、影響の候補を示し、内容を要約するといった支援が期待されています。一方で、システムへ接続できることと、必要な情報を信頼して辿れることは同じではありません。
本セミナーでは、AI万能論にも「すべてを一つのシステムへ集約すべき」という単純論にも寄らず、設計変更管理の実務から、AIが働ける製品データ基盤とPLMの役割を考えます。
このような課題はありませんか?
PLMをすでに知っている方、導入・刷新やAI活用を具体的に考え始めている方にも向けた内容です。
変更の起点となった顧客要求まで遡れない
図面やBOMの変更は管理していても、どの要求や仕様変更が起点だったのかを追うには手間がかかる。
影響範囲の確認が担当者の経験に依存している
関連部品、類似案件、製造・調達への波及を、熟練者が複数の資料やシステムを見ながら判断している。
PDM・PLM・ERPなどに情報が分かれている
API連携や検索はできても、どの情報が正本か、同じ対象をどう識別するか、情報同士をどう対応づけるかが整理されていない。
E-BOMとM-BOMの変更をどうつなぐか悩んでいる
設計側の変更を製造側へ確実に伝え、異なるBOM間の影響を確認できる仕組みを検討している。
AI活用をPoCで終わらせたくない
検索や要約のデモだけでなく、実際の設計変更業務で安全かつ継続的に使える条件を知りたい。
PLMをAI時代にどう位置づけるべきか迷っている
既存PDMやERPを活かしながら、PLMをどこまで中核基盤として整備すべきか判断したい。
AIで変わること、変わらないこと
情報を探す時間は、もっと短くできる
AIエージェントは、要求、部品、図面、BOM、変更履歴、関連文書などを横断し、人が確認すべき情報を集める役割を担える可能性があります。
影響候補は示せても、その先には業務上の判断がある
AIが示した情報をどのように確認し、実際の設計変更判断へつなげればよいのでしょうか。本セミナーでは、その際に考えるべきポイントを整理します。
AIエージェントを業務で使うと、新たに見えてくる課題がある
複数のシステムへAIからアクセスできれば、それだけで設計変更の影響を正しく判断できるのでしょうか。実務でAIを活用する際に見えてくる課題を考えます。
PLMはAI時代にどのような役割を担うのか
AIエージェントの活用が広がる中、PLMや既存の業務システムをどのように位置づければよいのでしょうか。設計変更管理を題材に考えます。
本セミナーで分かること
答えを先に並べるのではなく、設計変更の実務を題材に判断のポイントを整理します。
01
設計変更で本当に追うべき情報
要求から設計、BOM、製造・調達まで、影響確認の論点を整理します。
02
AIエージェントが支援できる範囲
探索、収集、影響候補の提示、要約など、現実的な活用場面を考えます。
03
AIだけでは解けないデータの課題
AIを実務で使ううえで、データ側にどのような論点があるのかを整理します。
04
分散システムとPLMの役割分担
一元化か分散かという二択ではなく、AI活用を前提とした構成を考えます。
05
CONTACT Softwareで描ける実装像
製品情報と変更プロセスのつながりを、CONTACTの考え方を例に紹介します。
06
自社で次に確認すべきこと
AI活用やPLM整備を検討する際に、最初に確認したい論点を整理します。
セミナープログラム
オープニング
前回テーマとのつながりと、本日の問題提起
第1部:なぜ設計変更の影響調査は難しいのか
- 設計変更は、変更対象だけを見ても判断できない
- 顧客要求・部品・図面・BOM・製造情報のつながり
- 情報が分散している企業で起きる実務上の問題
第2部:AIエージェントで何が変わるのか
- 情報探索・関連情報収集・影響候補提示の可能性
- AIの回答を業務で信頼するための条件
- APIで接続できることと、情報を辿れることの違い
第3部:PLMとCONTACT Softwareで考える実装イメージ
- 製品情報の関係と変更プロセスをどう管理するか
- 要求・BOM・文書・変更・タスクをつなぐ考え方
- 既存PDM・ERPを活かしながらAI活用へ進む視点
質疑応答
事前質問および当日のQ&Aにお答えします。
AIエージェント×設計変更管理を、具体的な業務から考えたい方へ
製品紹介だけのセミナーではありません。設計変更という業務課題を起点に、AIで変わる部分と、AIを活かすために考えるべき製品データのあり方を実務目線で解説します。
CONTACT Softwareを例に考えること
CONTACT Elementsの仕組みを例に、設計変更とAI活用を支えるデータのつながりを紹介します。
要求と製品情報の関係
要求から部品、文書、タスクなどへ、変更の起点と影響先を辿る考え方。
BOMと設計変更プロセス
ECR・ECO・ECN、承認、関連資料を、製品構成と切り離さずに扱う考え方。
既存システムとの連携
PDM、ERP、MESなどを含む環境で、システム間の情報をどうつなぐか。
AIを重ねるための前提
権限や履歴を保ちながら、AIエージェントが必要な情報へアクセスする構想。
当日は、CONTACTで扱える領域と、個別設計・検証が必要な領域を分けてご紹介します。AIによる設計変更判断の完全自動化をうたう内容ではありません。
こんな方におすすめです
製造業の設計・技術・生産技術・DX推進・情報システム部門などで、次のテーマを担当されている方を想定しています。
設計・技術部門の責任者
- 設計変更のリードタイムや確認漏れを改善したい方
- 属人的な影響調査を見直したい方
- 顧客要求と設計成果物をつなげたい方
PLM・PDM・BOMの担当者
- PLM導入・刷新を具体的に検討している方
- E-BOMとM-BOMの連携に課題を感じている方
- 既存PDMやERPとの役割分担を整理したい方
DX・情報システム部門
- 設計データを部門横断で活用したい方
- 複数システムの正本管理やID連携を検討している方
- AIが安全に社内データへアクセスする構成を考えたい方
AI活用・PoCの担当者
- 設計業務へのAI活用場面を探している方
- 検索・要約から一歩進んだ活用を検討している方
- PoC前にデータ基盤の論点を押さえたい方
登壇者プロフィール
岩本 謙一郎
株式会社グローバルブレインスクエア 代表取締役
約30年にわたり、製造業の業務改革、SCM(サプライチェーン・マネジメント)、PLM(製品ライフサイクル・マネジメント)、設計情報管理に関するコンサルティングに従事してきました。
現在は、受注設計型製造業を中心に、PLM導入、BOM・設計変更管理、製品情報基盤の構築を支援しています。
ドイツのPLMベンダーCONTACT Softwareのソリューションを活用した導入支援に加え、PLMや既存業務システムに蓄積された情報をAIエージェントから活用するための構想・実証にも取り組んでいます。
開催概要
- セミナー名
- AIエージェントで設計変更管理はどう変わるか
PLMを中核に、設計変更の影響をAIが辿れる製品データ基盤を考える - 開催日
- 2026年11月17日(火)
- 時間
- 15:00~16:00(60分)
- 開催形式
- オンライン(Zoomウェビナー)
- 参加費
- 無料
- 主催
- 株式会社グローバルブレインスクエア
