段階的に始めやすい、クラウド型PLMソリューション
CIM Database Cloudは、BOM、図面、文書、設計変更などの製品情報をクラウドで一元管理できるPLMシステムです。サーバー構築などの初期負荷を抑え、まずは文書管理や製品データ管理から導入し、BOM管理、変更管理、CAD・ERP連携へ段階的に拡張できます。
GBSは、既存業務やシステムを整理したうえで、どこからクラウドPLMを始めるべきかを検討し、導入から定着まで支援します。
CIM Database Cloudとは
PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアは、部門やシステム、組織の枠を超えた業務プロセスの最適化とチーム連携を支援します。一方で、従来のオンプレミス型PLMは、導入や運用の面で負担が大きいケースも少なくありません。
こうした課題に対応するために開発されたのが、CIM Database Cloud です。
CIM Database Cloud は、CONTACT Software が提供する SaaS 型 PLM ソリューションであり、企業規模を問わず導入しやすい形で PLM の活用を可能にします。
クラウドPLMの価値は、単にサーバーを自社で持たずに済むことだけではありません。
生成AIの急速な普及に象徴されるように、システムの世界は短期間で大きく変化しています。
CIM Database Cloudでは、クラウド基盤を通じてアップデート、セキュリティ強化、機能改善を継続的に取り込みやすく、PLMを「一度導入して固定するシステム」ではなく、事業や技術の変化に合わせて育てる基盤として運用しやすくなります。
迅速な立ち上げ、初期投資を抑えた導入、高いITセキュリティ、継続的な機能改善を組み合わせることで、文書管理、製品データ管理、プロジェクト管理、変更管理を必要な範囲から始め、段階的に広げていくことができます。
こんな企業にCIM Database Cloudは向いています
CIM Database Cloudは、製品情報の一元管理を進めたい一方で、最初から大規模なインフラ構築や重い個別開発は避けたい企業に適したクラウド型PLMです。
- PLMを導入したいが、まずはオンプレミス構築の負担を抑えたい
- 設計、製造、調達のあいだで図面、BOM、文書、変更情報が分断されている
- 文書管理や製品データ管理から始めて、段階的に適用範囲を広げたい
- 既存のCAD、ERP、Microsoft Office環境を活かしながら導入したい
- IT部門の運用負荷を抑えつつ、短期間で立ち上げたい
- 拠点間や外部パートナーとの情報共有をより安全かつスムーズにしたい
特に、まずは一部門や一業務から始め、将来的にBOM管理、変更管理、周辺システム連携まで広げていきたい企業に向いています。
CONTACT Softwareの日本展開を早期から支えてきたGBSが導入をご支援します
GBSは、CONTACT Softwareの正規日本パートナーとして、日本企業へのCIM Database Cloud導入をご支援しています。製品のご紹介にとどまらず、現状業務の整理、導入範囲の見極め、既存システムとの役割分担、定着支援まで一貫してご相談いただけます。
また、GBSのメンバーはこれまで何度もドイツを訪問し、CONTACT社のイベントであるOpen Worldや、ドイツで実施される各種研修プログラムにも継続的に参加してきました。日本人として特に多くの参加実績を重ねる中で、CONTACT社のメンバーと密に連携しながら知見を深めてきたことも、GBSの強みのひとつです。
さらに、クラウドPLMだけでなくオンプレミスのCIM Databaseも熟知しているため、クラウドPLMを「製品として知る」だけでなく、「自社でどう始めるか」まで相談したい企業に適した支援体制を取っています。
オンプレミスを含めてPLM全体を検討したい方へ
CIM Database Cloud はクラウド環境ですばやく始めやすいPLMです。より広いPLM活用や、要件に応じた拡張も含めて検討したい場合は、オンプレミス版の「CIM Database」ページもあわせてご覧ください。
CIM Database Cloudが選ばれる理由
すぐに使い始めやすい
クラウド型PLMとして利用できるため、サーバー調達や個別のインフラ構築に時間をかけず、短期間で立ち上げやすいのが特長です。まずは必要な範囲から始めて、利用状況に応じて広げていく進め方に向いています。
BOM、図面、文書をまとめて扱いやすい
クラウドPLMを比較する際は、単にクラウドで使えるかだけでなく、製品情報をどこまで一元管理できるかが重要です。CIM Database Cloudは、BOM、図面、文書、変更情報を整理しながら、設計から製造までの情報連携を進めやすい構成です。
既存システムを活かしながら導入しやすい
CADやERPをすべて置き換えるのではなく、既存資産を活かしながら役割分担を整理して導入を進めやすい点も特長です。既存環境を活かしつつ、クラウドPLMを組み込みたい企業に適しています。
段階導入しやすく、将来的な拡張も見据えやすい
最初から大規模導入を前提にせず、優先度の高い領域からスタートし、業務に合わせて適用範囲を広げやすい構成です。導入スピードと将来の拡張性の両立を図りたい企業に向いています。
CIM Database Cloud導入後の業務変化
CIM Database Cloudを導入することで、分散していた製品情報を整理し、日常業務で必要な情報を確認・共有しやすい環境を整えられます。
| 導入前の課題 | 導入後の変化 |
|---|---|
| 図面や文書が分散し、必要な情報を探すのに時間がかかる | 製品情報をまとめて検索・参照しやすくなります |
| 最新版や変更履歴が分かりにくい | 版や変更履歴を含めて管理し、最新情報を確認しやすくなります |
| 設計変更の内容が関係部門へ伝わりにくい | 変更の経緯や影響範囲を関係部門で共有しやすくなります |
| CAD、ERP、部門ごとに情報が分断されている | 既存システムを活かしながら、部門間の情報連携を進められます |
| サーバーの構築や保守に負担がかかる | インフラ構築やIT部門の運用負荷を抑えやすくなります |
自社の課題に合わせて選べる導入パターン
CIM Database Cloudは、企業ごとに異なる課題や優先度に合わせて、 最初に取り組む業務領域を選べます。 まずは現在の課題に近いテーマから導入対象を定め、 無理のない範囲で運用を開始します。
パターン1
文書・図面管理から始める
このような課題がある企業に
- ファイルサーバーの構成が複雑になっている
- 図面や文書の最新版が分かりにくい
- 必要な技術文書を探すのに時間がかかる
図面、仕様書、技術文書などを整理し、 必要な情報を検索・参照しやすい状態を整えます。
パターン2
BOM・製品データ管理から始める
このような課題がある企業に
- 部品情報が表計算ファイルや複数システムに分散している
- 設計部門と製造部門でBOMの内容が一致しない
- 製品情報の確認や更新に手間がかかっている
部品情報や製品構成を共通の基盤で管理し、 部門間で同じ製品情報を参照できる環境を整えます。
パターン3
変更管理から始める
このような課題がある企業に
- 設計変更の申請や承認が担当者ごとに異なる
- 変更による影響範囲の確認が属人化している
- 過去の変更履歴や判断経緯を追跡しにくい
変更申請、承認、履歴、関連情報を一連の流れで管理し、 変更の経緯や影響範囲を確認しやすくします。
パターン4
CAD・ERP連携から始める
このような課題がある企業に
- 同じ情報を複数のシステムへ二重入力している
- 設計部門と製造部門で製品情報にずれが生じる
- CAD、PLM、ERP間の情報連携を効率化したい
既存のCADやERPを活かしながら役割分担を整理し、 必要なデータの連携範囲を明確にします。
どの業務から始めるべきか決まっていない場合もご相談いただけます。
GBSが現在の業務、既存システム、製品情報の管理状況を整理し、
優先して取り組むべき導入テーマをご提案します。
製品情報を安全に管理するためのセキュリティ機能
CIM Database Cloudは、BOM、図面、技術文書、プロジェクト情報など、製造業の重要な製品情報をクラウド上で管理するためのPLM基盤です。
単にデータを保管するだけではなく、誰が閲覧・編集できるのか、どのような変更が行われたのかを管理する仕組みを備えています。
-
Single Sign-On(SSO)に対応
既存の認証基盤と連携し、ユーザー管理を一元化できます。 -
ロールベースの権限制御
部門や役割ごとに閲覧・編集権限を設定し、必要な情報だけにアクセスできる環境を構築できます。 -
Audit Trailによる変更履歴管理
要求変更や承認履歴を追跡できるため、設計変更や品質管理に必要なトレーサビリティを確保できます。 -
レビュー・承認プロセスに対応
文書や製品情報のレビュー、承認ワークフローを管理し、運用ルールの定着を支援します。 -
エンタープライズ向けクラウド運用
CONTACT SoftwareのクラウドサービスはISO/IEC 27001:2022にもとづく情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の対象となっています。
また、CIM Database CloudのWebアプリケーションについては、第三者機関によるペネトレーションテストの実施情報が公開されています。
クラウドの利便性を活かしながら、製品情報を適切に管理・共有できる環境を構築できることも、CIM Database Cloudの特長です。
機能一覧
CIM Database Cloudでカバーできる領域を、まずは全体像として把握できます。必要な機能だけを選んで段階的に拡張することも可能です。
Documents ドキュメント管理 社内横断の文書・ナレッジを統制
- 文書・ナレッジの整理と共有
- 検索性を高めるエンタープライズ検索
- 権限・ロールでノウハウを保護
PDM 製品データ管理 CAx/部品/BOMを一元管理
- 2D/3Dの可視化
- 部品検索・重複削減(分類と連携)
- 技術変更の計画・実行を透明化
Projects プロジェクト管理(Basic / Advanced) タスク・進捗・品質ゲートを統合
- 文書・製品データをプロジェクト単位で共有
- 課題管理やアジャイルボード(Advanced)
- WBS / ガント / チェックリスト / 品質ゲート(Advanced)
3D 3Dコラボレーション 3Dを全社で共有し意思決定を加速
- CAD閲覧の負担を軽減
- レビュー/検証の意思決定を迅速化
- PLM業務と3Dモデルを直結
Classify 分類(Classification) マスタ整理・再利用でコストを抑制
- 部品・文書などを共通ルールで分類
- 再利用促進/部品点数の最適化
- 類似検索(3D連携)
Req. 要求管理 要求〜変更履歴〜トレーサビリティ
- 監査証跡で変更を追跡
- 要求関係を可視化(ドラッグ&ドロップ)
- 外部関係者との交換(インポート/エクスポート等)
Materials 材料データ管理 材質情報を信頼できる形で共有
- 用途別コンテキストで材質情報を整理
- 比較ビューで代替材探索を効率化
- 開発・調達・品質など部門横断で利用
Variants バリアント管理 多品種化を制御し複雑性を抑える
- ルール/特性ベースで構成管理
- 複雑なバリアント空間でも見通しを確保
- ERP/CRM等の後続システムへ適切に連携
Cost 製品原価計算 初期段階からコスト見える化
- 固定費/変動費/間接費などのスキームに対応
- BOMや製品構成を計算要素として活用
- 目標原価・価格設定の検討を支援
Project Cost プロジェクト原価管理 予実管理とリアルタイム統制
- WBSとコスト項目を同期
- 時間実績から労務費を把握
- 計画/目標/実績の比較分析
Resources リソース管理 全社横断で要員・能力を最適配分
- 階層的なリソースプールで需要と供給を整合
- テンプレートで計画立案を効率化
- 要件→タスクへ落として詳細計画
xBOM xBOM(BOM連携) 設計BOM→製造BOM→サービスBOMを連携
- 設計変更を製造側へ確実に反映
- 拠点別BOMの同期でミスを抑制
- サービス/保守BOMまで整合
Work Prep 作業計画(Work Plan) 開発から製造へスムーズに移行
- 早期から製造準備をPLM内で扱う
- PLM / MES / ERP連携を前提に設計
- 変更を製造へ確実に伝達
DevOps カスタマイズ支援ツール 高い拡張要求に応える運用設計
- カスタマイズ要件のある企業向けDevOpsサービス
- 移行前後も業務継続性を確保
- クラウド技術とオンプレ並みの適応力を両立
既存システムとの連携
CIM Database Cloudは、PLMを単独で導入するのではなく、既存のCAD、ERP、MES、CRM、文書基盤と連携させながら使うことを前提に検討しやすいクラウド型PLMです。設計情報、BOM、図面、文書、変更情報の管理をPLM側に集約しつつ、ERPとは品目や構成情報、MESとは製造準備や実行側で必要な情報を連携する、といった役割分担が可能です。
CONTACT Softwareは公式に、CONTACT Elementsの連携基盤についてopen APIsを案内しており、REST APIによる外部システム連携にも対応しています。これにより、既存システムを全面刷新するのではなく、必要なデータ連携から着手し、段階的にPLM中心の情報基盤へ移行しやすい構成を取りやすくなります。
例えば、CADデータ連携、ERPとのマスタ連携、周辺システムへのデータ受け渡し、レポート用途でのデータ活用など、現実的な連携シナリオを描きやすい点も、CIM Database Cloudの導入検討における強みのひとつです。
将来のAIエージェント活用を見据えたクラウドPLM基盤
AIエージェントを業務で活用するためには、AIそのものを導入するだけでなく、AIが参照する製品情報を整理し、必要なシステムと安全につなげられる基盤が必要です。
CIM Database Cloudは、BOM、図面、文書、設計変更、プロジェクト情報などをクラウド上で関連付けて管理できるため、将来的なAIエージェント活用を見据えた製品情報基盤としても活用できます。
特に、AIエージェントが部品情報や過去案件を検索したり、設計変更に関係する図面・文書を確認したりするためには、どの情報が最新版なのか、どのデータ同士が関係しているのか、誰が閲覧できるのかが明確になっていることが重要です。
CIM Database Cloudで製品情報と権限、変更履歴を整理しておくことで、AIが業務文脈に沿って情報を扱いやすくなります。
クラウドとAPIを活用し、段階的にAIエージェントへつなげる
CIM Database Cloudは、既存のCAD、ERP、MES、文書基盤などとの連携を前提に検討でき、REST APIを通じたデータ活用も可能です。
そのため、最初から大規模なAIシステムを構築するのではなく、まずは文書や製品データを整理し、次に周辺システムとの連携を進め、将来的にChatGPTなどの生成AIを業務用AIエージェントとして活用する段階的な構想を描けます。
- 部品番号や品名から、関連するBOM・図面・文書を検索する
- 設計変更に関係する部品や成果物を確認する
- 過去のプロジェクトや類似案件の情報を探す
- 仕様書や技術文書から、確認すべき項目を整理する
- PLMと既存業務システムの情報を横断して確認する
クラウド型PLMは、導入スピードや運用負荷を抑えやすいだけでなく、技術の変化に合わせて機能や連携範囲を拡張しやすい点にも価値があります。
GBSでは、CIM Database Cloudの導入支援に加えて、将来的なAIエージェント活用を見据えたデータ整備、API連携、業務プロセスの構想検討もご支援します。
AIエージェント時代のPLMについて詳しく知りたい方へ
AIエージェントを業務で活用するために、なぜBOM、図面、設計変更、文書管理などの製品情報基盤が重要なのかを、コラムで詳しく解説しています。
無理なく定着させる段階的な導入プロセス
導入する業務領域を決めた後は、対象範囲や運用ルールを整理し、
実際の利用状況を確認しながら導入を進めます。
CIM Database Cloudは、初期段階で必要以上に範囲を広げず、
現場での定着を確認しながら次の展開を検討できます。
STEP 1
現状と課題を整理する
対象業務、管理している情報、既存システム、
現在の運用上の課題を確認します。
STEP 2
初期導入の範囲を決める
対象部門、管理対象データ、利用者、必要な機能を整理し、
初期段階で取り組む範囲を明確にします。
STEP 3
設定・データ整備を行う
権限、属性、ワークフローなどを設定し、
必要な既存データを整理して利用環境を整えます。
STEP 4
運用を開始して定着を確認する
実際の業務で利用しながら、操作方法や運用ルール、
現場で生じる課題を確認します。
STEP 5
対象部門や連携範囲を広げる
初期導入の効果と定着状況を確認したうえで、
対象部門、管理情報、システム連携の拡張を検討します。
パッケージ別 機能一覧
CIM Database Cloud は、Standard → Advanced → Professional の順に段階的に機能を拡張できます。
| 機能 | Standard | Advanced | Professional |
|---|---|---|---|
| ドキュメント管理(Document Management) | ● | ● | ● |
| 製品データ管理(Product Data Management / PDM) | ● | ● | ● |
| プロジェクト管理 基本(Project Management Basic) | ● | ● | ● |
| 3Dコラボレーション(3D Collaboration) | ● | ● | ● |
| 分類(Classification) | ● | ● | ● |
| 要求管理(Requirements Management) | — | ● | ● |
| プロジェクト管理 高度(Project Management Advanced) | — | ● | ● |
| 材料データ管理(Material Data Management) | — | ● | ● |
| バリアント管理(Variant Management) | — | — | ● |
| 製品原価計算(Product Costing) | — | — | ● |
| プロジェクト原価管理(Project Costing) | — | — | ● |
| リソース管理(Resource Management) | — | — | ● |
| xBOM(設計BOM/製造BOM などの連携) | — | — | ● |
| 作業計画(Work Plan) | — | — | ● |
| ERP連携(ERP-Integration) | ● | ● | ● |
| MCAD連携(MCAD-Integration) | ● | ● | ● |
| ECAD連携(ECAD-Integration) | ● | ● | ● |
| カスタマイズ支援(Customizing Tools / DevOpsサービス) | ● | ● | ● |
GBSがCIM Database Cloud導入でご支援できること
GBSは、CONTACT Software の日本パートナーとして、製品のご紹介だけでなく、貴社の業務や既存環境に照らした導入計画づくりからご支援します。
- 現状業務と既存システムの整理
- どこからクラウドPLMを始めるべきかの優先順位付け
- CAD、ERP、文書基盤との役割分担設計
- 段階導入を前提にしたロードマップ策定
- 導入後の定着に向けた運用設計と活用支援
「まずは文書管理から始めたい」「将来的にBOMや変更管理まで見据えたい」といった段階的な進め方も含めて、現実的な導入シナリオをご相談いただけます。
サービスの流れ
1.PoC(Proof of Concept)
- 現状業務・システムヒアリング
- ワークショップ
- プロトタイプ検証
- 投資対効果検証
2.要件定義
- 現状業務分析調査
- 現状システム分析調査
- 導入体制の策定
- 業務・システムのあるべき姿(To-Be)要件定義
- 統合プラットフォームソリューションの検討
3.設計
- 業務設計(主に設計業務)
- システム設計
- 運用体制の設計
4.実装
- 統合プラットフォームシステムの構築
- 運用フロー作成
- システムテスト
- ユーザー受入テスト
5.運用
- マニュアル作成、ガイドライン策定
- 利用者のトレーニング実施
導入時によくあるご質問
CIM Database Cloudはどのような企業に向いていますか?
図面、仕様書、BOM、変更情報などの製品情報が設計、製造、調達のあいだで分散し、最新版の確認や設計変更の影響把握に手間がかかっている製造業に向いています。特に、まずは文書管理や製品データ管理から小さく始め、将来的にBOM管理、変更管理、ワークフロー連携へ段階的に広げたい企業に適しています。
また、既存のCADやERPを活かしながらPLMを導入したい企業、自社でサーバー運用やアップデート負荷を大きく持たずに始めたい企業、複数部門や拠点で同じ製品情報を安全に共有したい企業にも有効です。中堅から大手の製造業はもちろん、まずは一部門、一領域から短期間で立ち上げたい場合にも検討しやすいクラウドPLMです。
自社に合う進め方は、どの情報から管理を始めたいか、どのCADやERPと連携したいかによって変わります。自社がどの領域から始めるべきか、既存のCADやERPをどう活かせるかを含めてご相談いただけますので、具体的な運用イメージを知りたい方はぜひお問い合わせください。
クラウドPLMはオンプレミス型PLMと何が違いますか?
違いは、単に「自社でサーバーを持つかどうか」だけではありません。クラウドPLMは、初期のインフラ構築負荷を抑えながら短期間で導入しやすく、運用開始後もセキュリティ対策や機能改善、アップデートを継続的に取り込みやすい点が特長です。
また、最初から大規模なシステム刷新を前提にせず、文書管理や製品データ管理など必要な領域から始めて、BOM管理、変更管理、他システム連携へと段階的に広げやすいのもクラウド型の利点です。事業や組織の変化に合わせて、無理なく活用範囲を拡張しやすくなります。
CIM Database Cloudは、既存のCADやERPを活かしながら、まずは小さく始めて効果を確認し、その後に全社的な製品情報管理へ発展させたい企業にとって、現実的に検討しやすいクラウドPLMです。より広い要件や個別性の高い構成まで含めて検討したい場合は、通常版CIM Databaseもあわせて比較できます。
詳しくは、本ページ内の「CIM Database Cloud を段階的に導入する」および「自社に最適な導入形態を比較したい方へ」もあわせてご覧ください。
どの領域から段階的に導入するのが現実的ですか?
多くの場合は、まず文書管理と製品データ管理から始めるのが現実的です。図面、仕様書、3D/2Dデータ、部品情報などを一元化することで、情報のサイロ化を抑え、検索性や再利用性を高めやすくなります。
その後、プロジェクト管理や変更管理をつなぎ、さらにERP、MES、CRM、CADとの連携へ広げていくことで、設計から製造・保守までの情報の流れを一貫化できます。CIM Database Cloudは必要な機能から選んで広げやすいため、最初から全社一斉導入を前提にしなくても検討しやすいのが特長です。
AI図面管理・見積システムとは何が違いますか?
AI図面管理・見積システムは、過去図面や類似図面の検索、価格・見積実績の活用、見積・調達業務の効率化に強みがあります。
CIM Database Cloudは、図面・文書管理から始め、品目やBOM、設計変更、承認プロセス、CAD・ERP連携へ段階的に拡張できるクラウドPLMです。将来PLMへ移行する可能性がある場合は、最初からPLM基盤を必要な範囲に限定して利用することで、後のデータ移行や運用再設計を抑えられる場合があります。
既存のCADやERP、MES、CRMと連携しながら導入できますか?
はい。CIM Database Cloudは、既存のCAD、ERP、MES、CRMなどと連携しながら導入を進めることを前提に検討しやすいPLMです。すべてを置き換えるのではなく、まずは製品情報管理に必要な領域を整えながら、段階的に全体最適を目指す進め方ができます。
たとえば、設計側で扱う図面・3Dデータ・部品情報と、ERP側で扱うBOMや後続業務をつなぐことで、部門間の情報ずれや二重管理の抑制が期待できます。どのシステムとどこまで連携するべきかは企業ごとに異なるため、対象業務や優先順位を整理しながら進めることが重要です。連携の考え方については、統合プラットフォーム もあわせてご覧ください。
機密性の高い製品情報をクラウドに置いても大丈夫ですか?
はい。CIM Database Cloudは、製品データや技術文書などの機密情報を扱うことを前提に設計されています。
CONTACT Softwareのクラウド製品の開発・運用はISO/IEC 27001:2022にもとづくISMSの認証対象であり、Single Sign-On、権限制御、監査証跡(Audit Trail)など、企業利用を前提としたセキュリティ機能を備えています。
また、CIM Database CloudのWebアプリケーションは第三者機関によるペネトレーションテストの対象として公開されています。
自社に最適な導入形態を比較したい方へ
クラウド型は、初期負荷を抑えながら短期間で立ち上げ、必要な機能から段階的に広げたい場合に適しています。一方で、より広範な要件や個別性の高い構成、オンプレミスを含めた柔軟な選択肢まで視野に入れる場合は、オンプレミス版CIM Databaseも含めて比較するのがおすすめです。
CIM Database Cloudの導入をご検討中ですか?
製品情報の一元管理、BOM管理、設計・製造・調達の情報連携など、
現状の課題整理から導入方法の検討までご相談いただけます。
