既存システムの硬直性を、オープンで拡張性の高いPLM基盤で乗り越える

既存システムの制約に業務を合わせ続けるやり方では、設計変更への対応や部門横断の情報共有に限界が生まれます。CIM Database は、BOM、図面、仕様書、変更履歴などの製品情報を一元管理し、設計・製造・サービスをつなぐ情報基盤として機能するPLMソリューションです。

オープンで拡張性の高いアーキテクチャにより、既存のCADやERPを活かしながら、BOMを核とした情報の連鎖を整備しやすいのが特長です。パッケージに業務を合わせるのではなく、現場の実態に応じて必要な領域から段階的に整備し、将来的な拡張にもつなげやすいPLM基盤として活用できます。

CONTACT Softwareの日本展開を早期から支えてきたGBSが、CIM Database導入を一貫してご支援します

GBSは、2018年から日本国内でCONTACT Softwareビジネスに取り組み、CIM Databaseを活用したPLM導入支援に携わってきました。これまで何度もドイツを訪問し、CONTACT社のイベントであるOpen Worldや現地研修プログラムにも継続的に参加しながら、CONTACT社のメンバーと実務レベルで連携し、日本での導入支援に必要な知見を深めてきました。

その経験をもとに、GBSはCIM Databaseを活用した業務整理、既存システムとの連携設計、導入後の定着支援までを一貫してご支援します。現場の変化に合わせて育てていけるPLM基盤を、構想だけで終わらせず、実行フェーズまで伴走しながら実装します。

CONTACT SoftwareのCIM Databaseで設計・製造・保守をつなぐ統合型PLMの全体像

短期間でPLMを始めたい方へ

サーバー構築などの初期負荷を抑え、まずは必要な業務から短期間でPLMを使い始めたい場合は、クラウド型PLM「CIM Database Cloud」もご覧ください。

CIM Database Cloudはこちら ›

こんな企業にCIM Databaseは向いています

  • BOM管理がExcel中心になっており、更新漏れや差分確認に手間がかかっている
  • 設計変更の影響が製造、調達、保守まで追いにくい
  • ERPはあるが、設計起点の情報管理や図面・文書管理が弱い
  • PDMは導入したが、設計部門に閉じた情報を製造やサービス部門までつなげたい
  • 既存のCAD、ERP、周辺システムを活かしながらPLMを整備したい
  • 大規模導入ではなく、優先領域から段階的に成果を出したい
  • 製品バリエーションが増え、構成管理や標準化が難しくなっている

特に、BOMと変更管理を起点に、、設計・製造・サービスまでの情報連携を段階的に整備したい企業に適したPLMソリューションです。

CIM Databaseの強み

PLM製品には、柔軟性を重視する製品、大規模な統合運用を強みとする製品、製造領域まで広く網羅する製品など、さまざまなタイプがあります。CIM Database の持ち味は、必要な領域から始めやすく、既存環境とつなぎやすいことにあります。

比較視点 CIM Databaseの強み
導入アプローチ BOMや変更管理など優先度の高い領域から始め、段階的に拡張しやすい
既存環境との関係 既存のCAD、ERP、文書基盤を活かしながら情報のつながりを整備しやすい
情報管理の重心 製品構成、変更管理、文書、部品情報を一体で扱い、設計と製造をつなぎやすい
バリエーション管理 150% BOMや構成比較の考え方を活かし、多品種化や標準化に対応しやすい
将来拡張 プロジェクト管理や周辺システム連携を含めて、将来的な拡張を見据えやすい

大規模な全社統合型PLMを最初から志向するケースもありますが、すべての企業にその進め方が合うわけではありません。まずはBOMと変更管理の精度を上げ、設計から製造への情報連携を整えたい。CIM Database はそうした企業にとって適したソリューションです。

製品バリエーションが増え、BOM管理が複雑になっていませんか?

製品シリーズのオプションや仕様違いが増えると、製品ごとに個別のBOMを作成・更新する方法では、共通部品の変更反映や構成の整合確認が複雑になりやすくなります。

150% BOMは、製品ファミリーで利用する共通部品、選択部品、代替部品、オプションなどをまとめ、構成ルールや適用条件を使って個別仕様の100% BOMへ展開する考え方です。

CIM Databaseで検討できる製品バリエーション管理の前提となる、150% BOMと100% BOMの違いや構成ルールについてコラムで詳しく解説しています。

150% BOMとは?バリエーション管理・100% BOMとの違いを解説 →

PDMからPLMへ広げると、何が変わるのか

PDMで蓄積してきた設計データや製品データを活かしながら、その利用範囲を製造・調達・品質・サービスへ広げていくことが、PDMからPLMへ発展させる一つの考え方です。

PDMとPLMの違いは、単に管理するファイルや機能の数ではありません。
管理対象、利用する部門、製品ライフサイクル上の利用範囲が広がることが重要です。

PDMからPLMへ ― 管理範囲が広がる

PDMは、主に製品開発・設計領域を起点として、CADデータ、図面、文書、部品、版などの製品データを管理するために利用されます。
PLMでは、こうしたPDMの資産を活かしながら、製品情報を部門や工程を越えて利用できる範囲へ広げていきます。

PDM 設計部門を中心とした情報管理 図面・CAD・設計文書など
PLMへ拡張 →
PLM 製品情報を部門・工程を越えて活用 BOM・変更情報・文書・関連情報をつなぐ
01

管理する情報が広がる

PDMでは図面やCADデータ、設計文書など設計情報の管理が中心です。PLMでは、BOMや変更情報、関連文書なども製品情報と結び付け、製品に関わる情報を一体的に管理します。

PDM
図面 CAD 設計文書
↓
PLM
BOM 変更情報 関連文書 製品情報
02

利用部門が広がる

設計部門の中だけで製品情報を管理するのではなく、製造、調達、品質、サービスなどの関係部門でも、必要な製品情報を参照・活用しやすい環境へ広げていきます。

PDM
設計
↓
PLM
設計 製造 調達 品質 サービス
03

製品ライフサイクル上の利用範囲が広がる

設計・開発段階だけでなく、生産準備や製造、保守・サービスまで製品情報をつなぐことで、製品ライフサイクルを通じて情報を活用しやすくなります。

PDM
設計・開発
↓
PLM
企画 設計・開発 生産準備 製造 保守・サービス

つまり、PDMを捨てて全面的に別の仕組みへ置き換えるということではありません。
既存のPDMで管理してきた製品データを活かしながら、利用範囲を製品ライフサイクル全体へ広げるという考え方です。

設計情報から、製造につながる製品情報へ

PDMで管理してきた図面、3D CAD、部品情報などに加えて、PLMでは製品ライフサイクルの各段階で必要となる情報を関連づけて扱います。

例えば、設計で定義した製品構造だけでなく、製造側から見た製品構造や、どの工程・作業で製造するかという情報までつながることで、設計変更が製造側へどのような影響を与えるのかを確認しやすくなります。

重要なのは、設計情報をそのまま製造側へコピーすることではありません。設計と製造では必要な情報や構造が異なるため、それぞれの視点を保ちながら関係を管理することがPLMの役割になります。

CIM Databaseでは、こうした考え方をE-BOM、M-BOM、Work Planなどの関連付けによって実現します。具体的な管理方法については、後段で紹介します。

一元管理とシステム連携は両立する

PLMを導入する際に、「すべての情報を一つのシステムへ入れるべきか」「既存システムをそのまま使うべきか」という二択で考える必要はありません。

部品、BOM、図面、文書、案件、製品構造、変更情報など、相互の関係が重要な製品情報を同じPLM基盤で管理することで、次のようなメリットが期待できます。

  • 製品情報の整合性を保ちやすくなる
  • 必要な情報を検索・参照しやすくなる
  • 部品、BOM、図面、文書、変更履歴などの関連を追跡しやすくなる
  • 版や状態を一貫した考え方で管理しやすくなる
  • 関連する情報へ部門を越えてアクセスしやすくなる

一方、会計、在庫、受発注、調達実績、生産実績、製造現場での実行管理などは、ERPやMESなど専門システムが重要な役割を担います。
CADについても、設計そのものはCADを利用し、その成果物や製品構造をPLMと関連づけて管理するという役割分担が考えられます。

PLMで管理すべき製品情報は一元化し、専門システムで持つべき情報は、それぞれのシステムの役割を活かして連携する。

↓

CIM Databaseは、このように製品情報を関連づけて管理しながら、CAD、ERP、MESなどの既存システムと連携するPLM基盤として活用できます。

CIM Databaseが選ばれる理由

ここまで説明したように、PLMでは、PDMで蓄積してきた設計データを活かしながら、BOM、部品、図面、文書、案件、変更情報、製造情報などを関連づけ、製品ライフサイクル全体で利用できる情報基盤へ広げていくことが重要です。

CIM Databaseは、こうした製品情報を一つのPLM基盤上で関連づけながら管理し、必要に応じてCAD、ERP、MESなどの専門システムと連携できることを特長としています。

E-BOMとM-BOMをどのようにつなぐか確認したい方へ

設計部門で作成するE-BOMと、製造部門で利用するM-BOMは、目的や構成が異なるため、単純に同じBOMとして管理できるとは限りません。E-BOMからM-BOMへの展開、BOPとの関係、設計変更を製造へ反映する際の考え方をコラムで詳しく解説しています。

E-BOMとM-BOMの違い・連携方法を詳しく見る →

既存システムを活かしやすい

PLM導入では、既存のCADやERPをどう扱うかが大きな論点になります。CIM Database は、PLM単体を独立して入れるのではなく、既存システムとの役割分担を整理しながら全体最適を目指しやすい点が特長です。すでに業務で使っているシステムを前提に、設計・製造・調達をまたぐ情報基盤として位置付けやすくなります。

必要な領域から始め、段階的に広げやすい

PLMは、最初から大きく広げようとすると、要件整理や定着に時間がかかりやすくなります。CIM Database は、まずBOM管理や変更管理など、効果が見えやすい領域から始め、その後に文書管理、ワークフロー、周辺連携へと展開しやすい構成をとれます。導入負荷を抑えながら成果を積み上げたい企業に向いています。

現場の実態に合わせて運用設計しやすい

製造業の情報管理は、企業ごとに設計部門、製造部門、品質部門、サービス部門の役割分担が異なります。CIM Database は、製品標準の考え方を持ちながらも、現場の運用に寄せた情報設計やプロセス整備を進めやすい製品です。GBSはこの部分を、単なる機能説明ではなく、業務の流れに落とし込んで支援します。

CIM Databaseの差別化ポイント

1. オープンで拡張しやすく、既存環境を活かしやすい

自社でコントロールしやすいPLM基盤

CIM Database は、既存のCADやERPなどと役割分担しながら導入しやすい構成を備えています。特定の仕組みに縛られすぎず、自社の業務や運用に合わせてPLM基盤を育てやすい点が特長です。

2. BOMを起点に、設計から製造・サービスまで情報をつなげやすい

見える化で終わらない、動くBOM

単なる図面管理やBOMの見える化にとどまらず、設計変更や関連文書を含めて製品情報をつなげることで、後工程でも使いやすい情報基盤を整備しやすくなります。PDMが設計部門内で閉じている企業にとっても、次の一手になりやすい考え方です。

3. 必要な領域から始めやすく、段階的に成果を出しやすい

重厚長大ではない導入アプローチ

最初から大規模に広げるのではなく、BOM管理や変更管理など優先度の高い領域から着手し、段階的に適用範囲を広げられます。GBSは、この進め方を業務整理から定着まで伴走して支援します。

導入後にどう変わるか

PLMの検討では、機能一覧よりも、導入後に業務がどう変わるかが重要です。CIM Database は、製品情報の所在を整理し、関係部門が同じ情報を参照できる状態をつくることで、日々の業務負荷を下げていきます。

       
導入前 導入後
BOMがExcelやPDMで管理され、版管理や差分確認に時間がかかる 製品構成を一元管理し、関係部門が同じ前提で情報を参照できる
PDMは導入済みだが、設計部門の中で情報共有が閉じており、製造やサービス部門が必要な情報を使いにくい 設計・製造・サービスまで見据えた情報基盤として、関係部門が必要な製品情報へアクセスしやすくなる
設計変更の影響確認が担当者依存になり、製造や調達への連携漏れが起きやすい 変更影響を追いやすくなり、設計変更を関連部門へ確実につなげやすくなる
設計部門では図面や文書を管理できていても、BOMや関連情報が後工程に渡る際に再整理が必要になる 図面、BOM、変更情報、関連文書をつなげて管理し、後工程で使いやすい形で受け渡しやすくなる
製品バリエーションごとに個別のBOMを管理し、整合性の維持が難しい 構成ルールを整理しながら、バリエーション管理と標準化を進めやすくなる
最新図面や関連文書の所在が分かりにくく、再利用もしづらい 最新版を前提に図面や文書を参照しやすくなり、過去資産の検索・再利用もしやすくなる

こうした変化は、設計部門だけでなく、製造、調達、品質、保守まで含めた全体の手戻り削減につながります。CIM Database は、製品情報の整備を通じて、部門横断の業務改善を支えるPLMです。

BOMを軸に製品構成を管理する主要機能

CAD構成からBOMを生成し、常に最新の状態を維持しやすい

CONTACT Software の Product Structure & BOM は、CADモデル構成をもとにBOMを自動生成しやすい考え方を備えています。これにより、手作業でのBOM転記や更新漏れを減らし、コスト、重量、環境負荷などの計算や、後続の資材計画に必要な前提データを整えやすくなります。

150% BOMによってバリエーションを管理しやすい

製品バリエーションごとに個別BOMを作り続けるのではなく、共通部品と選択ルールを含んだ形で製品構成を整理することで、多品種化に対応しやすくなります。構成の複雑さを抑えながら、変更管理や標準化も進めやすくなります。

構成比較により差分把握と標準化を進めやすい

版数違い、類似製品、派生機種の構成差分を比較しやすくすることで、どこが変わったのか、どこに再利用余地があるのかを把握しやすくなります。これにより、部品の共通化や標準化を進めやすくなり、コスト削減と開発スピード向上につながります。

機械・電気・ソフトウェアをまたぐ構成管理に対応しやすい

製品開発では、機械、電気・電子、ソフトウェアが一体となって製品を構成する場面が増えています。CIM Database は、機能構造やモジュール構成を整理しながら、分野横断で製品情報をつなぎやすいPLM基盤として活用できます。

E-BOM・M-BOM・BOP(作業プラン)を関連づけて管理

CIM Databaseでは、設計視点のE-BOMと製造視点のM-BOMを関連づけ、さらに製造工程や作業内容を表すBOP(作業プラン)と組み合わせて製造情報を管理できます。

設計した製品構造と、実際に製造する製品構造、そして「どう作るか」を表す製造工程・作業情報を関連づけることで、設計から製造への情報連携を支援します。

さらに、「xBOM」の考え方により、設計BOMと製造BOMの差異や数量差異を把握しやすくし、変更内容を製造側へ確実に受け渡しやすくなります。これにより、設計から生産準備、調達、サービスまで、整合性のあるBOM運用を進めやすくなります。

AIエージェント時代の製品情報基盤としてのCIM Database

AIエージェントを製品開発や設計・製造業務で活用するためには、AIそのものだけでなく、AIが参照する製品情報が整理され、相互に関連づけられていることが重要です。

PDMで蓄積してきた設計データをPLMへ広げ、部品、BOM、図面、文書、案件、変更情報などを関連づけ、さらにE-BOM、M-BOM、BOP(作業プラン)やERP・MES等の情報へつながることで、AIが業務の文脈を理解するための情報基盤を整えやすくなります。

CIM Databaseの価値は、AI機能を追加することだけではありません。
AIが利用できる、信頼性の高い製品情報基盤を整備できることが、AIエージェント時代にはより重要になります。

BOM・設計変更・文書をつなぐことが重要です

AIエージェントが実務で役立つためには、単に文書を検索できるだけでは不十分です。
BOM、図面、仕様書、変更履歴、承認情報、関連文書がつながっていることで、「何が変わったのか」「どこに影響するのか」「どの情報を根拠に判断すべきか」を追いやすくなります。

  • BOM変更時の影響範囲を確認する
  • 設計変更に関連する図面・文書・部品情報を探す
  • 要求仕様と設計情報の整合を確認する
  • 類似部品・類似図面・過去プロジェクトを検索する
  • 技術ナレッジや問い合わせ履歴を再利用する

汎用AI・AIエージェントとの連携

CIM Databaseで管理された製品情報をAPI等を通じて外部の汎用AIやAIエージェントから利用することで、製品情報の検索、確認、要約、業務支援などへの活用が考えられます。

たとえば、CIM Databaseに蓄積されたBOM、図面、文書、変更履歴を参照しながら、自然な言葉で必要な情報を検索・整理する仕組みを検討できます。

重要なのは、AIをPLMと切り離して使うのではなく、正しい製品情報、権限管理、変更履歴、業務プロセスとつなげて活用することです。
GBSでは、CIM Databaseの導入・活用に加えて、AIエージェント活用を見据えたデータ整備やAPI連携の構想検討もご支援します。

AIエージェント時代のPLMについて詳しく知りたい方へ

AIエージェントを業務で活用するために、なぜBOM、図面、設計変更、文書管理などの製品情報基盤が重要なのかを、コラムで詳しく解説しています。


AIエージェント時代のPLMとは

仮想製品モデルを活用し、デジタル化を促進

ライフサイクル全体を管理する上で、仮想製品モデルは製品データをつなぐ中核になります。CIM Database は、製品構想段階から製造への出図まで、データやプロセスをデジタルで一貫して扱いやすい基盤を提供し、製品開発全体を通じたDigital Threadの整備を支えます。フロントローディングを進め、より早い意思決定や、後戻りの大きい設計変更の抑制にもつながります。

さらに、仮想製品モデルに製造や保守など下流工程で使う情報を重ねていくことで、単なる設計データ管理にとどまらない活用が可能になります。将来的には、実機や現場データ、IoT、デジタルツインとつなげながら、現場で得られた知見を次の製品開発へ戻して改善につなげる仕組み、いわゆるクローズドループエンジニアリング(Closed-Loop Engineering)も実現しやすくなります。

CIM Databaseで3Dデータと製品情報を活用するPLMのイメージ

文書とナレッジを共有し、コラボレーションを促進

CIM Databaseで図面・文書・製品情報を共有するコラボレーションのイメージ

要求仕様が厳しい製品開発や複雑なプロセスを円滑に進めるには、全員が同じ情報にアクセスできることが重要です。CIM Database は、図面、仕様書、関連文書、ナレッジを製品情報とつなげて管理し、Single Source of Truthの考え方にもとづいた運用を整えやすくします。

  • Microsoft Office、メール、CADなどの関連情報を製品情報と結び付けて扱いやすい
  • Office文書、CAD、マルチメディアなど異なる形式のデータを参照しやすい
  • 変更・リリースプロセスを通じて、文書の信頼性を高めやすい
  • 必要な情報をデータ全体から横断的に検索しやすい

これにより、検索や保存の手間を減らし、部門や拠点をまたいだコラボレーションを進めやすくなります。製品開発に関わる担当者が、必要な時に必要な情報へたどり着きやすくなることで、業務スピードとナレッジ共有の両立につながります。

ベストプラクティスとプロジェクト管理で、信頼性の高いPLMプロセスを実装

成功事例やテンプレートを活用することで、業務プロセスの効率化とコンプライアンスの両立を進めやすくなります。CIM Database は、プロジェクトやプロセスのテンプレート活用を支援し、信頼性の高い業務運用を整えやすい構成を備えています。

また、複数のタスクが並行して進む製品開発では、進捗の見える化と変更管理が重要です。CIM Database は、ワークフロー、チェックリスト、成果物、ステータス管理を関連付けて扱いやすく、プロジェクト管理と実行プロセスを一体で進めやすくします。

PLMソフトウェア CIM Databaseでベストプラクティスやテンプレートを実装しているイメージ

PLMソフトウェア CIM Databaseでベストプラクティスやテンプレートを実装しているイメージ

CAD・ERP・MESと連携し、それぞれの強みを活かす

PLMを導入するからといって、既存のCAD、ERP、MESなどをすべて置き換える必要はありません。
重要なのは、それぞれのシステムが担う役割を整理することです。

  • CAD:設計・モデリングを行う
  • PLM:部品、BOM、図面、文書、変更情報、製品構造などを関連づけて管理する
  • ERP:会計、在庫、受発注、調達など企業資源を管理する
  • MES:製造現場の実行や生産実績を管理する

CIM Databaseを製品情報の基盤とし、CADで作成された設計情報をBOMや部品情報と関連づけ、必要な情報をERPやMESなどへ連携することで、既存システムの強みを活かした全体構成を検討できます。

「全部をPLMへ集める」のでも、「情報をシステムごとに分断する」のでもなく、PLMで一元管理すべき情報を一元化し、専門領域は適切なシステムと連携することがポイントです。

全社的なシステム連携で常に最新データにアクセス

3Dモデルや図面、回路図などのCADデータは、製品開発プロセスの中核となる重要な情報です。CIM Database は、PLMの基盤となるコラボレーションやプロセス管理の中で、これらのCADデータを扱いやすくし、社内外の関係者との情報共有を進めやすくします。

また、SAPなどの基幹システムをはじめとする企業内ITシステムと連携し、業務プロセスの最初から最後まで一貫したデータ連携を目指せます。文書やプロジェクトデータ、品目情報、BOM情報をスムーズにつなげることで、部門間の情報分断を減らし、常に最新データを参照しやすい状態を整えます。

CIM DatabaseとCAD・ERP・周辺システムの連携を示す図

導入企業の評価

「CIM Databaseは、多様な要件や業務プロセスに対応できるオープンなPLM基盤として、高く評価されています。」

Benjamin Müller
PLM Project Manager
KIRCHHOFF Automotive

BOM、図面、文書、プロジェクトタスク、既存システムをどのようにつなげるべきかは、企業ごとの業務プロセスによって異なります。
GBSでは、現状の情報管理や既存CAD・ERPとの役割分担を整理しながら、CIM Databaseの活用範囲をご相談いただけます。

GBSが支援できること

PLM導入では、製品選定だけでなく、現状業務の整理、情報の持ち方、部門間の役割分担、導入後の定着までを一貫して考える必要があります。GBSは、CIM Database の導入支援を、単なるツール導入ではなく、業務に根付く仕組みづくりとしてご支援します。

  • 現状業務と製品情報管理の整理
  • BOM運用、変更管理、関連文書管理の課題可視化
  • 既存CAD・ERPとの役割分担設計
  • PoCから段階導入までの計画策定
  • 導入後の定着と拡張支援

どの製品を入れるかだけでなく、何をどこまで整備すれば成果につながるかを一緒に考えたい企業に対して、GBSは実行支援まで含めて伴走します。

サービスの流れ

1.PoC(Proof of Concept)

  • 現状業務・システムヒアリング
  • ワークショップ
  • プロトタイプ検証
  • 投資対効果検証

2.要件定義

  • 現状業務分析調査
  • 現状システム分析調査
  • 導入体制の策定
  • 業務・システムのあるべき姿(To-Be)要件定義
  • PLMソリューションの検討

3.設計

  • 業務設計(主に設計業務)
  • システム設計
  • 運用体制の設計

4.実装

  • PLMシステムの構築
  • 運用フロー作成
  • システムテスト
  • ユーザー受入テスト

5.運用

  • マニュアル作成、ガイドライン策定
  • 利用者のトレーニング実施

よくある質問

PDMを導入していても、CIM Databaseを検討する意味はありますか?

はい。設計部門内での図面や文書管理はできていても、製造やサービス部門まで含めた情報連携、BOM管理、設計変更の影響管理が十分でないケースは少なくありません。CIM Database は、PDMの役割を踏まえながら、設計・製造・サービスをつなぐ情報基盤として活用しやすいPLMです。

既存CADやSAPと連携できますか?

詳細は個別要件によりますが、CIM Database は既存システムとの役割分担を設計しながら進めやすい製品です。現状の利用環境や運用を確認した上で、実現性を整理します。連携の考え方については、統合プラットフォーム もあわせてご覧ください。

どこまで多品種化や構成管理に対応できますか?

製品特性や運用要件によりますが、CIM Database は、150% BOMの考え方を含む製品構成管理、構成比較、変更管理、バリエーション管理を組み合わせながら、多品種化に対応しやすい基盤を整えられます。まずは対象製品や管理単位を明確にした上で、現実的な運用設計を進めることが重要です。

E-BOMとM-BOM、BOP(作業プラン)はどのように管理できますか?

CIM Databaseでは、設計視点のE-BOMと製造視点のM-BOMを関連づけて管理できます。
さらに、製造工程、作業順序、作業内容など「どう作るか」を表すBOP(作業プラン)を関連づけることで、製品構造と製造工程をつないだ管理が可能です。

実際のBOM構成やERP・MES等との連携方法は、企業ごとの業務や既存システムによって異なるため、GBSでは現在のBOMやシステム構成を確認したうえで適切な構成をご提案します。

日本企業での導入実績はありますか?

はい。CONTACT Software では、日本企業である住友理工の事例が公開されています。住友理工では、製品開発、生産計画、製造をまたぐ全社的な情報基盤として CIM Database を活用し、ERP連携やグローバルでのデータ整合性向上、製造プロセスの加速につなげています。詳しくは 住友理工の事例 をご覧ください。

どの領域から段階的に導入するのが現実的ですか?

多くの場合は、BOM管理、設計変更管理、関連文書管理など、効果が見えやすい領域から始めるのが現実的です。GBSでは、対象部門や対象製品を絞ったPoCから、本格導入、運用定着まで段階的にご支援します。

AI図面管理・見積システムとは何が違いますか?

AI図面管理・見積システムは、過去図面や類似図面の検索、価格・見積実績の活用、見積・調達業務の効率化に強みがあります。

CIM Databaseは、図面を品目、BOM、仕様書、設計変更、承認履歴などと関連付け、製品情報をライフサイクル全体で管理するPLMです。図面や見積情報を探して活用するだけでなく、どの部品がどの製品に使われ、変更によって何が影響を受けるかまで継続的に管理できます。また、図面・文書管理から始め、BOM管理、変更管理、CAD・ERP連携へ段階的に拡張できます。

機械・電気・ソフトウェアをまたぐ構成管理に対応できますか?

製品によっては、機械設計だけでなく、電気設計やソフトウェア要素を含めて構成管理したいケースがあります。
CIM Databaseは、そうした複数領域にまたがる製品情報を整理し、部門横断で扱いやすくする基盤として活用できます。

BOM管理はExcel運用からでも移行できますか?

はい。実際には、Excelで管理している部品表や関連情報を整理しながら、段階的に移行を進めるケースが多くあります。
いきなり全面移行するのではなく、対象製品や対象業務を絞って着手することで、現実的な立ち上げがしやすくなります。

導入スピードや運用負荷を重視する場合の選択肢はありますか?

はい。対象範囲を限定した導入や、クラウド型の選択肢を含めて検討することで、初期負荷を抑えながら進めることが可能です。
まずは効果が見えやすい領域から始め、必要に応じて拡張していく進め方が現実的です。

CONTACT Software全体について知りたい方へ

PLM、クラウド、プロジェクト管理、連携基盤を含めたCONTACT Software全体の考え方や、導入の進め方に関するよくある質問は
CONTACT Softwareページ
でもご覧いただけます。

クラウド型PLMをご検討の方へ

短期間での立ち上げや運用負荷の抑制を重視される場合は、クラウド型PLM「CIM Database Cloud」もご覧ください。

CIM Database Cloudの詳細を見る

CIM Databaseの導入をご検討中ですか?

製品情報の一元管理、BOM管理、設計・製造・調達の情報連携など、
現状の課題整理から導入方法の検討までご相談いただけます。