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タグ: 受注設計型製造業

受注設計型製造業

AIエージェント時代の設計DX|PDMからPLMへ – オンラインセミナー

2026年9月11日開催|オンラインセミナー

AIエージェント時代の設計DX

PDMからPLMへ ― BOM・設計変更情報をどうつなぐか

受注設計型製造業が直面する設計情報の分散問題。その解決が、AIエージェントを設計業務で活用していくための第一歩です。

本セミナーは終了しました

2026年9月11日にオンラインで開催し、多くの皆さまにご参加いただきました。お申し込みいただいた皆さま、ありがとうございました。

本ページでは、セミナーで取り上げたテーマやプログラムを開催記録としてご紹介しています。

開催日

2026年9月11日(金)

時間

15:00~16:00

形式

オンライン(Zoomウェビナー)

参加費

無料

受注設計型製造業の設計DX課題

産業機械、生産設備、FA自動化設備、工作機械など、案件ごとに仕様・構成が変わる受注設計型製造業では、設計情報の管理がますます複雑になっています。

多くの企業では、CADシステム、PDM、ERP、図面検索システム、ワークフローなど複数のシステムが導入されています。しかし、それぞれが個別に機能しているだけでは、設計情報を部門や業務の壁を越えて活用することは容易ではありません。

同時に、生成AIやAIエージェントを設計業務へ活用したいという期待も高まっています。しかし、AIエージェントが設計業務を横断的に支援するためには、図面、部品、BOM、仕様、変更履歴などの情報が関連づけられ、必要な情報を参照できる設計情報基盤が重要になります。

本セミナーでは、受注設計型製造業が直面する設計情報管理の複雑さを整理し、PDMで培ってきた設計情報資産をどのようにBOM・設計変更管理・PLMへ広げていくか、そしてそれがなぜAI活用の基盤となるのかを、具体的かつ実務的に解説しました。

このような課題はありませんか?

受注設計型製造業の設計・技術部門で起こりやすい課題です。

PDMを導入しているが、BOMや設計変更管理まで一体化できていない

図面や部品情報は管理できているものの、各案件の構成情報や変更による影響の把握が複数のシステムに分散している。

図面は管理できているが、部品・案件・仕様書との関係を追いにくい

図面を管理できていても、その背景にある設計意図や案件の文脈、外部仕様書などとの関連付けが十分ではない。

CAD、PDM、ERP、図面検索、ワークフローが個別に分かれている

各システムは必要に応じて導入されているものの、システム間のデータ連携が十分ではなく、情報の二重入力や不整合が発生している。

設計変更の影響範囲を複数のシステムで確認している

部品変更の波及範囲を把握するために複数のシステムを行き来し、手作業で影響を追っている。

過去案件の設計情報を再利用しにくい

類似案件や過去の設計が存在していても、必要な情報を効率的に検索し、次の案件へ活用する仕組みが十分ではない。

設計ノウハウが担当者や個別システムに分散している

ベテラン設計者が持つ知見や過去の失敗事例が、個人のファイルや経験の中に留まっている。

AIを活用したいが、AIに参照させる設計情報が整理されていない

AI導入への関心はあるものの、どの情報をどのような形でAIへ提供すればよいのか整理できていない。

AIエージェントから図面・BOM・技術文書を横断的に活用したい

AI時代を見据え、複数の情報源を横断的に参照・活用できる情報基盤の必要性を感じている。

これらの課題の背景には、「システムが不足している」ということだけではなく、既存の設計情報が十分に関連づけられず、分散した状態で存在しているという問題があります。本セミナーでは、この構造的な課題にどう向き合うかを掘り下げます。

なぜ今「AIエージェント時代の設計DX」なのか

設計情報管理の複雑さと、AI活用への期待が同時に高まっている

受注設計型製造業では、これまでCAD、PDM、ERP、図面検索、ワークフローなど、目的に応じてさまざまなシステムが導入されてきました。その結果、個々の業務は効率化されても、設計情報全体を横断して活用するという点では課題が残るケースがあります。同時に、生成AIやAIエージェント技術の進展により、設計業務でのAI活用への期待も高まっています。

AIエージェントが活躍するには「つながった情報」が重要

AIエージェントを設計業務に活用する場合、単一のシステムやデータソースだけでは十分でないケースがあります。「この部品は過去どの案件で使われたか」「この設計変更はどこまで影響するか」といった問いに答えるには、図面、BOM、部品、案件情報、設計変更履歴などが関連づけられ、必要に応じて横断的に参照できることが重要です。

「検索・気付き」から「業務支援」へ

AI活用は、必要な情報を検索・要約する段階から、複数の情報を確認しながら次の業務を支援する段階へ広がりつつあります。そのためには、AIそのものを導入するだけでなく、AIが判断材料として利用できる設計情報の関係性を整えておくことが重要になります。

PDMで築いた資産をPLMへ段階的に広げる

すでにPDMで図面や部品情報を管理している場合、その資産を活かしながらBOM、設計変更管理、製造・調達情報との連携へ段階的に広げていくことができます。本セミナーでは、大規模な刷新を前提とせず、既存資産を活かしながらPLMとAI活用へつなげていく考え方を紹介しました。

本セミナーで分かること

60分のセミナーを通じて、以下のポイントを解説しました。

01

受注設計型で設計情報が複雑化する理由

なぜ案件ごとに仕様が変わる製造業では、設計情報管理が難しくなるのか。その構造的な理由を整理しました。

02

PDM・PLM・ERP・図面検索の役割の違い

各システムが何を管理し、どのような役割を担うのか、相互の関係を整理しました。

03

PDMからBOM・設計変更管理・PLMへ広げる考え方

既存のPDM資産を活かしながら、管理対象を段階的に広げていく考え方をご紹介しました。

04

図面、部品、BOM、文書、変更履歴を関連づける仕組み

分散した情報を相互に関連づけ、必要なときに参照できる状態へ近づけるための考え方を整理しました。

05

AIエージェントを活用するために必要な設計情報基盤

設計情報基盤とAIエージェントをどのようにつなぎ、どのような業務活用が考えられるのかをご紹介しました。

06

全面導入ではなく、小さく始める方法

大規模なシステム刷新を前提とせず、現状の環境を活かしながらPoCや段階導入につなげる考え方をご紹介しました。

セミナープログラム

15:00~15:05

オープニング

ご挨拶、株式会社グローバルブレインスクエア・登壇者紹介、本日のテーマと問題意識の共有

15:05~15:20

第1部:AIエージェント時代に求められる設計情報基盤

  • なぜ今、設計DXとAIエージェントを一緒に考える必要があるのか
  • 受注設計型製造業で設計情報が複雑になりやすい理由
  • 図面、部品、BOM、仕様、案件、変更履歴が分散する問題
  • AIエージェントを活用するために必要な「参照できる情報基盤」
  • 単にAIツールを導入するだけでは不十分な理由

15:20~15:40

第2部:PDMからPLMへ ― BOM・設計変更情報をどうつなぐか

  • PDMとPLMの違い、それぞれの役割
  • PDMで管理してきたCAD・図面・部品情報をどう活かすか
  • E-BOM(Engineering BOM)とM-BOM(Manufacturing BOM)の関係
  • 設計変更情報を製造・調達などへどうつなぐか
  • ERP、図面検索、ワークフローなど既存システムとの役割分担
  • 設計部門だけで閉じず、製品ライフサイクル全体へ広げる考え方

15:40~15:55

第3部:PLMとAIエージェントで設計業務はどう変わるか

  • PLM上で図面・BOM・文書・変更履歴がつながる意味
  • 過去案件・類似部品・設計ナレッジの再活用
  • AIエージェントによる横断検索の考え方と利用イメージ
  • 「この部品は過去どの設備で使われたか」などの利用イメージ
  • AI活用の前提として必要なデータ整備
  • 全面導入ではなく、小さく始めるPoCと段階導入の進め方

15:55~16:00

質疑応答

事前質問への回答、当日のQ&Aを行いました。

セミナーの構成:第1部でAIエージェント時代の設計情報基盤について問題意識を共有し、第2部でPDMからPLMへの展開を具体的に解説します。そのうえで、第3部ではPLMとAIエージェントをどのように接続していくかをご紹介しました。

セミナー内容に関連する情報

セミナーで取り上げたPLM、E-BOMとM-BOM、AIエージェントと製品情報基盤について、以下のページで詳しく解説しています。

PLM導入支援

現在の業務や製品情報、PDM・ERPなどの既存システムとの関係を整理し、BOM管理、設計変更管理、製品選定、段階導入、運用定着まで支援します。

E-BOMとM-BOMの違いとは?設計・製造BOMを連携する方法

設計部門で扱うE-BOMと、製造部門で扱うM-BOMの役割の違い、設計変更を含めた連携の考え方を解説しています。

AIエージェント時代のPLMとは?

AIエージェントが図面、BOM、仕様書、変更履歴などを横断的に活用するために、どのような製品情報基盤が必要になるのかを解説しています。

こんな方におすすめです

受注設計型製造業の設計・技術・DX推進・情報システム部門などで、次のようなテーマを担当されている方を想定しています。

経営層・部門責任者

  • 設計部長、技術部長
  • DX推進部門の責任者
  • 設計DX全体の戦略を検討している方

設計・技術部門の実務担当者

  • 設計DX担当者
  • BOM、設計変更管理担当者
  • 設計情報管理に関わる担当者

システム企画・導入推進担当者

  • PDM/PLMの導入・刷新を検討している方
  • 情報システム部門の企画・導入担当者
  • 既存システムの統合・連携を検討している方

AI活用を検討している方

  • AI活用を検討しているが、設計情報基盤に課題を感じている方
  • AIエージェント導入を見据えた準備を進めたい方
  • 設計情報の整備がAI活用にどうつながるかを知りたい方

登壇者プロフィール

岩本 謙一郎

株式会社グローバルブレインスクエア 代表取締役

約30年にわたり、製造業の業務改革、SCM(サプライチェーン・マネジメント)、PLM(製品ライフサイクル・マネジメント)、設計情報管理に関するコンサルティングに従事してきました。

現在は、受注設計型製造業を中心に、PLM導入、BOM・設計変更管理、製品情報基盤の構築を支援しています。

ドイツのPLMベンダーCONTACT Softwareのソリューションを活用した導入支援に加え、PLMや既存業務システムに蓄積された情報をAIエージェントから活用するための構想・実証にも取り組んでいます。

製造業の現場課題を踏まえながら、業務とシステムの両面から導入・活用を支援しています。

開催概要

セミナー名
AIエージェント時代の設計DX
PDMからPLMへ ― BOM・設計変更情報をどうつなぐか

開催日
2026年9月11日(金)

時間
15:00~16:00(60分)

開催形式
オンライン(Zoomウェビナー)

参加費
無料

主催
株式会社グローバルブレインスクエア

PLM・設計情報基盤について個別にご相談いただけます

PDMで管理してきた図面・部品情報を、BOM、設計変更管理、製造・調達情報へどのように広げるかは、現在の業務やシステム構成によって異なります。

PLM製品が決まっていない段階や、現在のPDM・ERP・Excelを活かした進め方を検討している段階でもご相談いただけます。AIエージェント活用を見据えた製品情報基盤についても、現在の業務とデータを確認しながら検討します。

自社の設計情報管理やPLM導入について相談したい方へ

PLM・設計情報基盤について個別に相談する