情報設計
PowerPointデザインを再現したSharePoint社内ポータル改善事例
デザインイメージを正確に再現し、社員が「本当に使いたくなる」ポータルサイトへ刷新
社内ポータルサイトは、情報共有とコミュニケーションを支える組織の「神経」です。しかし、日々の運用の中で、デザインが陳旧化したり、情報が散在して探しにくくなったりすることで、むしろ利用を妨げる存在になってしまうケースも少なくありません。
今回ご紹介するのは、総合電機メーカー様におけるSharePoint Online(クラシックUI)のポータルサイトリニューアル事例です。お客様がPowerPointで描いたビジョンを、SharePointの環境制約の中で正確に形にし、同時に社員が「情報を探すストレス」を感じない導線設計を実現しました。
デザインイメージの再現だけでなく、利用者の視点に立った情報設計と機能設計により、社内ポータルを単なる「情報置き場」から「毎日使いたくなるコミュニケーション基盤」へと進化させた事例です。

プロジェクト概要
| 対象業界 | 総合電機メーカー(匿名) |
|---|---|
| プロジェクト内容 | SharePointオンラインポータルサイト トップページ・コンテンツページリニューアル |
| 環境 | SharePoint Online(クラシックUI) |
| 対象範囲 | トップページデザイン刷新、コンテンツページの情報設計見直し、タブ機能実装 |
| 実施時期 | 2026年2月~3月 リリース後、2026年4月前半まで問い合わせ対応 |
| GBSの支援内容 | デザイン実装方法の検討、HTMLコーディング、CSS・JavaScriptカスタマイズ、タブ機能・動的表示の実装、テスト実施、リリース後の運用サポート |
導入前の課題
お客様の既存ポータルサイトは、機能的には問題なく稼働していましたが、デザイン面での刷新と利用体験の向上に課題を抱えていました。
具体的には、社員が必要な情報へアクセスするまでに複数のクリックが必要だったり、重要な情報が埋もれていたり、画面レイアウトが直感的でないといった状況がありました。
お客様はすでにPowerPointで新しいポータルのビジョンを描いていましたが、SharePointの標準機能だけでは表現が難しい箇所が複数存在していました。加えて、単にデザインを変えるだけでなく、社員にとって本当に「使いやすい」画面構成に仕上げることが求められていました。
SharePointクラシック環境という制約条件の中で、デザイン性と操作性をいかに両立させるか——これが本プロジェクトの最大の課題でした。
GBSのアプローチ
1. 設計段階:デザイン実現方法の検討と提案
GBSは、お客様からご提供いただいたPowerPointのデザイン資料を詳細に分析し、SharePointの環境制約を踏まえた実装方法を検討しました。
標準機能で対応できる部分と、HTMLやCSSのカスタマイズが必要な部分を切り分け、お客様との間で「実現方針」を明確に合意しました。完全な再現が難しい箇所については、ユーザー体験を損なわない代替案を提案し、デザイン意図を損なわない形で進めています。
2. 実装段階:デザインイメージの形成化と情報設計の最適化
HTMLをベースに画面を構築し、CSSやJavaScriptを組み合わせることで、PowerPointのデザインイメージをSharePoint上で再現しました。
デザイン再現と同時に重視したのが「情報設計」です。限られた画面内に社員が日常的に必要とする情報を効率的に配置し、アイコンやボタン配置を工夫することで、直感的で分かりやすい導線を設計しました。
特に、複数のお知らせをカテゴリごとに切り替えるタブ機能を実装することで、多くの情報を整理しながらも、社員が必要な情報に素早くアクセスできる環境を実現しています。
3. 検証とリリース後のサポート
実装完了後は、各ブラウザ、デバイスでの表示確認、機能の動作検証、ユーザビリティテストを実施しました。
リリース後も、社内ユーザーからの問い合わせに迅速に対応し、運用定着までのサポートを提供しています。
プロジェクトの特徴と工夫
PowerPointのビジョンをSharePoint上で正確に体現
本プロジェクトの最大の特徴は、お客様のデザイン意図を正確に理解し、それをSharePointの環境制約の中で最適な形で実現したことです。
単に「PowerPointをそのままコピー」するのではなく、Web画面の特性を踏まえながら、ユーザビリティを損なわない範囲で細部を調整。ボタンの配置、色彩の表現、ビジュアル階層など、ディテールにこだわった実装を行いました。
社員の情報探索プロセスを最適化
「情報が多すぎて見つからない」というポータルサイトの典型的な課題に対し、GBSは情報構造から見直しました。
よく利用される情報へのアクセス経路を短縮し、アイコンやビジュアルにより直感的な操作性を実現。社員が「あ、これはどこにあるんだろう?」と迷う場面を最小化した設計を目指しています。
タブ機能による多層情報の整理と見える化
複数のお知らせやカテゴリを一つの画面に表示しながらも、整理して見せるため、JavaScriptによるタブ機能を実装しました。
これにより、限られた画面空間で豊富な情報を提供しつつ、社員が「今、自分が見たい情報」に素早くアクセスできる環境が実現しています。
リニューアルによって期待される効果
本プロジェクトは公開時点での定量評価はまだ進行中ですが、以下のような効果が期待されています。
- モダンで洗練されたデザインにより、社内ポータルへのアクセス意欲向上
- 直感的で分かりやすい画面構成による、情報検索時間の短縮
- 重要な情報が目に入りやすい設計による、社内情報の浸透促進
- タブ機能による情報の整理と見える化で、多くの情報を効率的に発信
- 毎日「使いたくなる」ポータルへの進化による、社内コミュニケーション活性化
このようなお悩みをお持ちの企業様へ
- 社内ポータルサイトのデザインが古く見える、モダナイズしたい
- SharePointクラシック環境を継続利用しているが、より使いやすくしたい
- 既存のSharePoint投資を活かしながら、画面と導線を改善したい
- PowerPointやスケッチで描いたデザインイメージをWeb上で実現したい
- 社員が「情報を探すストレス」を感じないポータルサイトを作りたい
- 社内情報の発信量が多く、情報を整理して見やすくしたい
- HTML、CSS、JavaScriptでの細かいカスタマイズを柔軟に対応してくれるパートナーを探している
GBSからのメッセージ
社内ポータルサイトは、シンプルで使いやすいほど、社員の情報探索時間を短縮し、組織全体の業務効率を高めます。逆に、機能豊富でも「使いにくい」ポータルは、むしろ組織の情報共有を阻害する存在になってしまいます。
GBSは、お客様のビジョンを正確に理解し、既存プラットフォームの制約条件の中で、最大限のユーザー体験を実現することを重視します。
SharePointの標準機能だけでなく、HTML、CSS、JavaScriptなどのカスタマイズ技術を駆使し、デザイン性と操作性を両立させたポータルサイトの実現が可能です。
既存環境の改善から、ゼロからの新規構築、リリース後の継続サポートまで、社内コミュニケーション基盤としてのポータルサイト進化を、全段階でサポートします。
SharePointポータルサイトのリニューアルをご検討中の方へ
既存のSharePoint環境を活かしながら、デザイン刷新や使いやすさの向上をご検討中でしたら、GBSへご相談ください。
現在の運用状況と課題をお聞かせいただき、SharePointの環境特性を踏まえた改善方法をご提案します。デザイン実現方法から情報設計、カスタマイズ実装、リリース後のサポートまで、一貫してご対応可能です。
関連サービス
社内の情報共有、文書管理、業務効率化の基盤としてSharePointの活用をご検討中の企業様に向けて、構築支援・リニューアル・活用コンサルティングを提供しています。既存環境の改善から新規構築まで、貴社の情報基盤進化をトータルでサポートします。
エネルギー・インフラ業界 コーポレートサイトリニューアル支援
情報設計を見直し、事業内容が直感的に伝わるWebサイトへ刷新
企業のWebサイトは、製品やサービスを紹介するだけでなく、事業内容や企業の強みを分かりやすく伝える役割を担っています。
GBSでは、製造業のお客様に対し、現行サイトの課題を整理し、事業内容をより理解しやすく伝えるためのコーポレートサイトリニューアルをご支援しました。情報設計の見直しからデザイン、実装まで一貫して対応し、企業の魅力を伝えるWebサイトへ刷新しました。
プロジェクト概要
| 業種 | エネルギー・インフラ(匿名) |
|---|---|
| 課題 | コーポレートサイト公開から長期間が経過し、事業内容や提供価値が初訪問ユーザーに伝わりにくい状態だった |
| 支援内容 | 要件整理、情報設計、ワイヤーフレーム作成、Webデザイン、コーディング、図版のWeb向け再構成 |
| 期待効果 | 事業内容の理解促進、情報伝達力の向上、ブランドイメージの向上 |

導入前の課題
コーポレートサイトは公開から長期間が経過しており、デザイン面だけでなく、情報の見せ方にも改善が求められていました。
特に、お客様の事業内容は専門性が高く、初めてサイトを訪れたユーザーにとって、事業の全体像や提供価値を短時間で理解することが難しい状況でした。
そのため、事業内容を分かりやすく伝えるコンテンツの充実と、情報構成の見直しが課題となっていました。
GBSの支援内容
GBSでは、お客様へのヒアリングをもとに要件を整理し、ユーザーが事業内容をスムーズに理解できる情報構成を検討しました。
ワイヤーフレームの作成段階から、コンテンツの優先順位や導線を整理し、事業概要を分かりやすく伝えるページ構成を設計。さらに、視覚的にも理解しやすいデザインを提案し、Webサイト全体のリニューアルを実施しました。
また、デザイン制作では、お客様からご提供いただいた施設図や各種図版をWeb掲載に適した形へ再構成しました。情報量が多く専門性の高い図版については、お客様と確認・調整を重ねながら、Web上でも見やすく伝わるビジュアルへとブラッシュアップしました。
プロジェクトのポイント
本プロジェクトでは、「デザインを新しくすること」だけではなく、「事業内容を分かりやすく伝えること」を重視しました。
特に、施設図や事業イメージ図は、企業の事業内容を理解する重要なコンテンツであるため、Webサイトに適した見せ方となるよう、お客様と繰り返し確認を行いながら品質を高めました。
専門性の高い情報を、初めて訪れるユーザーにも直感的に理解してもらえるよう、情報設計とビジュアル表現の両面から支援したことが、本プロジェクトの特長です。
リニューアルで目指したこと
本プロジェクトでは、単にデザインを新しくするのではなく、事業内容や提供価値がユーザーに伝わりやすいWebサイトへ刷新することを目標に、情報設計から見直しを行いました。
- 事業内容を初めて訪れるユーザーにも分かりやすく伝えること
- 専門性の高い情報を整理し、直感的に理解できる構成にすること
- 企業・事業への興味を高めるコンテンツ導線を整えること
- コーポレートサイト全体の情報伝達力を高めること
- 企業ブランドの信頼感や専門性が伝わるデザインにすること
このような企業におすすめです
- コーポレートサイト公開から長期間が経過している企業
- 事業内容をより分かりやすく伝えたい企業
- 専門性の高い製品・技術を扱う企業
- 情報設計から見直したWebサイトリニューアルを検討している企業
- Webサイトを企業ブランディングに活用したい企業
GBSからのメッセージ
専門性の高い事業ほど、「どのように伝えるか」が重要になります。
GBSでは、お客様の事業内容を深く理解したうえで、情報設計・デザイン・実装まで一貫してご支援し、ユーザーに伝わるWebサイトづくりをサポートしています。
コーポレートサイトのリニューアルをご検討中の方へ
事業内容を分かりやすく伝えるWebサイトづくりや、情報設計を含めたリニューアルをご検討中でしたら、ぜひGBSへご相談ください。
お客様の強みや事業価値を効果的に伝えるWebサイトをご提案します。
