グローバル化を事業戦略の1つの柱としていたクライアント様に対し、グローバルマーケティング戦略を整理し、グローバルにおけるWebサイトのあり方を再定義した。その上で、情報構造設計、デザイン、HTMLコーディングなどの実装作業までを担当。
主な業務範囲
- グローバルWebマーケティング・ブランディング戦略策定
- プロジェクト計画策定
- 情報構造設計
- デザイン
- HTMLコーディング
プロジェクト実施前の課題
会社数、事業部数が多い企業になると、1企業グループ内に数多くのWebマスターが存在します。また、Webサイトのデザインに何も制約が無いと、Webマスターの分だけデザインができてしまいます。弊社代表の岩本謙一郎のプロジェクトチームが入る前の状況は、まさにそのような状況で、到底1つの企業グループには見えないほどバラバラのデザインのサイトが乱立していました。
ガイドラインの整備
まず取り組んだのがデザインガイドラインの整備です。企業ロゴやナビゲーション、トップページのブランディング画像の使い方など、基本的なデザインルールを決めました。また、Webサイトに明るくないWebマスターでもサイト構築ができるよう、サンプルソースコード付きのHTMLガイドラインを整備しました。その他、アクセシビリティガイドラインなど、テーマごとにガイドラインの整備を行いました。
パイロットサイトの構築
ガイドラインを整備しただけでルールを理解するのは困難です。パイロットサイトとしてグループ本社サイトおよびそのグローバルサイトを構築しました。
Web教育の実施
大企業の場合、ある日突然Web担当者に任命されて困る人も多くいます。その担当者向けに、Webサイト構築および効果測定のガイドブックを作成しました。また、Web教育プログラムを開発し、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの担当者向けに、日本語・英語で教育を実施しました。