Industry 4.0の本場ドイツ発祥のデジタルツインプラットフォームでスマート化を推進し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現しましょう

デジタルトランスフォーメーションプラットフォーム Elements for IoTのタイトル用画像

スマート化時代に必要な機能を網羅したデジタルツインプラットフォーム

CONTACT Elements for IoTを使えば、デジタルツインを使って機器の稼働状況をスマートに分析できます。また、Web上でエッジデバイス(インターネットに接続されている末端のデバイス)との接続するために必要な機能をほぼ全て網羅しているプラットフォームです。CONTACT Elements for IoTは、セキュリティ、クラウド、SaaSやASPサービスなどのマルチテナント形式の事業の要件を包括的に満たし、ほとんどコーディングを必要とせず、企業内のITシステムと統合できます

デジタルツインプラットフォーム CONTACT Elements for IoTの詳細資料(英語)をダウンロード

手時たるトランスフォーメーションプラットフォーム Elements for IoT のロゴ

製品・サービスがスマート化する時、デジタルツインの仕様はビジネスを成功させる上で前提条件と言えるでしょう。デジタルトランスフォーメーションプラットフォーム CONTACT Elements for IoTを使えば、付加価値の高い業務プロセスを実現するためのデータベースとして、デジタルツインをゼロから構築できます。

概要を説明する動画(英語)をご覧ください。

 

 

 

 

デジタルツインで「お宝」のような貴重な情報を見つけましょう!

複雑な産業用製品は、センサーデータ、部品構成情報、サービスBOM、製品関連文書、システムログなど、多種多様な情報を持っています。たいていの場合は単なるデータとして埋もれてしまいますが、これらの意味合いを読み取れれば貴重なビジネスデータとして使えます。その作業はあたかも「宝探し」のようなものですが、デジタルツインのモデル構造があれば可能です。ガートナーは2021年までに50%の工業製品メーカーがデジタルツインを導入すると予測しています。(参照:"Prepare for the Impact of Digital Twins" September 18, 2017 Gartner)

その他にも、多くの研究結果がスマート化した製品が今後急激に増加し、デジタルツインが製品関連データを統合する中心的な役割を果たすと予測しています。例えば、2019年、フラウンホーファIPKのPDM/PLMコンピテンスセンター、CONTACT Software(コンタクトソフトウェア)、ドイツエンジニア協会(VDI)は連名で「スマート工業製品」と題するレポートを出しています。現実世界の機器のツインを仮想空間上にデジタルデータの環境を持つことで、バラバラに存在する設備全体を1つの集合体のように管理できるのです。その様子は、あたかも集合型風力発電所やOTA(over-the-air  無線ネットワークによる通信)のようです。

唯一の正式版データを使ってシームレスな業務プロセスを作りましょう

稼働中の機器は、機器自体のデータはもちろん、センサーデータ、ソフトウェアやハードウェアの設定、3Dモデル、メンテナンス履歴、顧客とのやり取りの履歴など多様であり、それがありとあらゆるシステム上に点在しています。これらの情報を統合し、正確な現状を把握できるのがIoTソリューションです。

デジタルツインプラットフォーム CONTACT Elements for IoTは、機器の履歴と現状に関する唯一の正式版データを提供します。それは、サービスや保守の発注時など、業務プロセスの中で信頼出来るデータとして機能します。

状態監視と予防保全の自動化もプログラミング不要

製造システム、製品ポートフォリオ、設備機器に関する何百、何千ものデータソース統合。これが、デジタルツインで業務プロセスのトリガーやワークフローを設定および使用することを可能な限り簡素化するポイントです。デジタルツインプラットフォームであるCONTACT Elements for IoT は、コーディングをほぼ必要としないため、業務の専門スキルを持ったエンジニアが独自に使えます。難しいプログラミングをすることなく、UI(ユーザーインターフェース)上の操作だけでルールを設定し、特定の業務イベントへの反応を決められます。例えば、センサーで異常値を検知した時、サービスプロセスを自動的に流すことも可能です。

新しいデジタルサービスを提供して、顧客とより強固の関係を構築

 デジタルサービスを使って製品中心の顧客関係からより付加価値の高い顧客接点を構築することは、昨今の厳しい競争環境の中で最優先すべきポイントです。使用量に応じた請求モデルやネットワークを通じた自動更新、より良い部品の提案をするために、予防保全、ユーザーコミュニティフォーラム、デジタル化された文書、製品関連eラーニングが必要となります。デジタルツインプラットフォーム CONTACT Elements for IoTを使えば、こうした新しい形態のサービス導入が可能になります。

オープンなインターフェースでITシステムと接続

ほぼ全てのIoTソリューションにおいて、スムーズにデータフローを作る課題に直面します。実際、スタンドアローンで使われているシステムがあると、運用・制御技術(オペレーショナルテクノロジー:OT)とPLMやERPといった戦略的なITシステムとの連携が妨げられます。デジタルツインプラットフォーム CONTACT Elements for IoT はOTとITをつなぐオープンなインフラを備えており、デジタルツインと実際のシステムを同期化して、リアルタイムに管理できます。環境は問いません。AWSやMS Azureのようなパブリッククラウドシステムでも、プライベートクラウドでも、オンプレミス環境であっても可能です。

OPC UAからPPMPまで さまざまな業界標準のデータ形式に対応し、エッジデバイスとの連携を確保

既存の機器群や生産システムでは多くの異なるデバイスが使われています。そのため、デジタルツインプラットフォームであるCONTACT Elements for IoTでは、 OPC UAや MQTT、PPMPといった、業界標準となっているデータ交換方式に対応し、異なるメーカーの製品を統合し、データをIoTアーキテクチャーの中に吸い上げ、末端の制御機器とシェアします。

CONTACT Software(コンタクトソフトウェア)は常に先端技術情報を仕入れ、先進的な企業と連携しています。また、Eclipse FoundationのIoT Working Groupの一因でもあります。CONTACT Softwareは、新しいM2MプロトコルをElements for IoTプラットフォームに統合し、Pythonで実装したPPMPをEclipse Unideプロジェクトのオープンソースソフトウェアとして利用できるようにしました。

CONTACT Elements for IoTのご紹介・デモ

サービスの流れ

1.PoC(Proof of Concept)

  • 現状業務・システムヒアリング
  • ワークショップ
  • プロトタイプ検証
  • 投資対効果検証

2.要件定義

  • 現状業務分析調査
  • 現状システム分析調査
  • 導入体制の策定
  • 業務・システムのあるべき姿(To-Be)要件定義
  • IoTソリューションの検討

3.設計

  • 業務設計(主に設計業務)
  • システム設計
  • 運用体制の設計

4.実装

  • IoTシステムの構築
  • 運用フロー作成
  • システムテスト
  • ユーザー受入テスト

5.運用

  • マニュアル作成、ガイドライン策定
  • 利用者のトレーニング実施